賃上げ圧力への対応

Ⅰ 待ったなしの賃上げ圧力

 

1,初任給のアップ

 

 ここのところの賃上げ圧力は凄まじい勢いです。経済成長が鈍化しているにのかかわらず、2年連続で賃上げ率は5%を超えています。下記は独立行政法人労働政策研究・研修機構のデータですが、最近はバブルのころと同水準となっています。

 

2,最低賃金のアップ

 

 最低賃金もここ数年は大きくアップしています。下記は神奈川県の最低賃金の推移ですが、大きくアップしています。

 

 

3,世界水準では下位

 

 多くのクライアントから聞かれるのは愚痴ですが、これでも先進国では下位に位置しています。外国人労働者も採用しにくくなっており、これは受け入れるしかありません。政治の問題も大きいのでしょうが、座して死をまつわけにはいきませんので、やらなくてはならないことを記載してみます。

 

Ⅱ 企業はどう対応すべきか

 

1,儲かる分野への進出

 

 収益構造がそのままで、賃金ばかりが上がっていったらいずれは倒産してしまいます。ここが一番難しいとことですが、儲かる分野に進出する、

儲ける方法を考える、等が必須です。従来の下請けのままであれば儲けることは難しいでしょう。技術やノウハウを磨いて下請けからの脱却や唯一の技術を持って価格競争に打ち勝っていくことが必要です。

 

2,多様な労働者の多様な活用方法

 

 従来のような新卒一律は人手不足もあり不可能です。高齢者や主婦、外国人等あらゆる人材の有効活用や副業OKやのれん分け制度、最近ははやりのリスキング等、金銭だけではない魅力ある職場づくり等重要でしょう。

 

3,経営の効率化

 

 いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI活用、経営戦略の集中化等で、経営をスリムにすることも必須です。何といっても良い経営をして高い給与を払うという経営者の信念でしょう。それにしてもこれだけ円高が進むと自分で書いていてもやはり大変だな、と思ってしまいはします。

 

 

コンセプトは ”人が動き、会社が儲かる” しくみづくり

 「助成金」と「就業規則」の社会保険労務士法人        

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