有効で簡単なイベント
Q、簡単にできるイベントはない？
社長を囲んでの食事会はどうですか
企業が行うイベントは最近注目を集めています。創立記念日から社内旅行、各種コンペ等、企業によってさまざまな工夫がなされているようです。マスコミ上でも、実際のクライアントでも、うまくいっている企業には必ず工夫したイベントがあるような気がします。
一方、特に酒が飲めない経営者に、あまりイベントが好きでない人もいますが、イベントは大切だと思います。しかし大げさでなくても、酒がなくても、チョットした工夫で企業への参加意識やモチベーションが上がるイベントもあります。月に１回、社長を囲んでのランチなども良いと思います。簡単なコンテストや誕生日祝い等をからめチョットした工夫をしたら、おもしろい時間が過ごせると思います。
その他のおもしろイベント
アイデア手当
日本一休みの多い会社として有名は優良企業、「未来工業」が行っているユニークな制度です。何か提案するたびに５００円を現金で支給するもので、人事・給与以外のことならどんなバカげたこともいいことにしているそうで、質より量がコンセプトのようです。この会社は下請ではなく開発型の企業のようですが、このアイデア手当から開発された商品はかなりの数になるようです。このアイデアが会社として実行された場合は1～5万円の報奨金も出るようです。今はもっと大きな金額になっているかもしれません。
ブレインストーミング会議
ブレインストーミングとは、さまざまなアイデアを制限なく自由に発言するワークのことですが、業務の効率化や営業方法、新商品開発などさまざまな場面で大きな効果を発揮します。やり方のノウハウもありますが、とにかく会社の様々な知識やノウハウ、アイデアを俎上に載せて有効な方法を模索するものです。博報堂など多くの企業のこの方法を採用しているようです。直接的な効果も大きい制度ですが、参加することによるモチベーションの向上という意味でも効果的です。
通常の会議と完全に分けて定期的に運用していくことがキモです。「そんなことできるわけないだろ」の幹部の一言でドッチラケの会議になってしまうので、やり方にはノウハウも必要です。
表彰制度
売上や商品開発など、会社として望ましい成果を上げた社員を表彰する制度ですが、「最も影響を受けた同僚」のようなアンケートを行ったり、人事評価のなかで「ナンバーワン社員」を投票するなど社員が選ぶ表彰なども効果があります。
