生産年齢人口が激減
15歳から65歳の生産年齢人口(いわゆる働き盛りの人口)が激減しています。2015年には7728万人、2029年には7000万人、2040年には6000万人、2056年に5000万人と予測されてます。
一方で高齢者が急増するので、介護に取られる人も急増するので、人手不足はかなり深刻になるでしょう。人手不足倒産で苦しむ会社も急増すると思います。
よく聞く、採用担当者の悩み
職安からの応募は全くなし、業者に依頼しても応募は少なく採用までなかなか至らない、掲載時期を延ばしても、業者を変えても事態はあまりかわらない、こんな声をよく聞きます。逆に金額に糸目をつけずそれなりの人数を採用したにもかかわらず、退職者が後をたたないといったケースもあります。
まずは現状の人員がいかに辞めないかが最重要です。退職者が多いので採用で補っている会社もみられますが、費用も採用に割く時間も膨大になり効率が非常に悪くなります。下記のようなアンケート調査の結果もありますが、自社においての退職理由等を分析して、それらをつぶす作業は重要です。それが採用をしやすくすることにもなります。
1、人間関係が悪かった
2、評価・人事制度に不満があった
3、給与が低かった
4、社風や風土が合わなかった
5、残業・休日出勤など拘束時間が長かった
※「エン転職」会員1500人に対するアンケート結果
これは上記退職者を防止するためにも、新たに採用するにも重要な事柄です。魅力的な会社にするには、下記がポイントではないでしょうか。
(1)ビジョンの明確化と社員との共有
(2)上記を実現する経営戦略
(3)良好なコミュニケーションと相応の労働条件
上記を実現するため、法令に則った労務管理、納得のいく評価制度、不満の少ない給与体系等が必須です。
これからは通り一遍の採用活動では良い人どころか、人そのものの採用ができません。求める人物像を明らかにして、優良な採用業者の選択が重要です。ただ求人誌に載せるだけではなく、より良い求人に向けて共同作業のできる業者を選ぶことです。そして、魅力ある会社であることの発信と、とにかく対象者に見てもらうことです。
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・基本は「貴社への訪問または当法人での面談」
・状況やご希望によりZOOM等利用
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現状分析
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目標の設定
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問題の抽出ややるべきことの設定
<離職率防止、人事制度、採用活動の見直し等>
1,どんな状況だったか
O社は建設資材を現場に運搬する、いわゆる3Kの会社。給与等の待遇は幹部の思い付きで決められ、コミュニケーションも悪く離職者が多くて、会社として縮小モードに入ってしまった。
2,人事制度の構築
業種柄クリーンな人事制度は難しかったが、それでも最低限の評価制度を給与バンドを作り、幹部との面接制度も導入し、風通しも良くなってきた。
3,採用業者の選定
従来は採用の成果が上がらず業者を次々に変えていったが、評判のいい業者を選定し、HPやSNS等で会社の見せ方も変え、採用に対してじっくりと行っていった。
4,数年で社員数が倍増へ
上記2つの施策が功を奏しある時期から人材が急拡大で増え、数年で100人から200人へと増加し大きな成長を実現しつつある。